今日からリレーに向けてアンサガRTAの練習枠やリレー本番を見るうえでここに注目しておくと何やってるのかちょっと分かるようになる豆知識を紹介していこうと思います。多分週1くらいで更新していくと思います。
初回となる今回(と次回)はアンサガというゲーム自体の基礎知識です。
システム面の解説が主になるので興味ない人は読み飛ばしてどうぞ。
マップの移動
アンサガというゲームのマップの移動の仕方をざっくり説明すると「PS2コントローラーのスティックを倒して0.5秒ほど待機するとその方向のマスに移動する」というものです。
1歩進む、またはその場で待機や何かのアクションを起こすことで1ターン消化されます、ターン数は△ボタンを押すことで確認できます。
先に進むマスの色は3色に分けられそれぞれ
青=現在ターンは敵がいない
黄=現在ターンは味方パーティの総数より少ない数の敵がいる
赤=現在ターンは味方パーティの総数と同数以上の敵がいる
となっています。
△この画像は味方が2人、マスは黄色なので右上に進むと1体の敵がいる
また、こちらの移動と同様に敵もマップ内を移動しています。各敵種族ごとに移動するターンは決まっているため、向かう先が青マスでも移動ターンが噛み合えば敵と遭遇することがあります。
エンカウント
移動したマップに敵がいると、種族ごとに決まっている確率に従って戦闘となります。
戦闘に突入するとそのマスにいる敵全てと一度に戦うことになります。敵の数が多い場合は全体攻撃がないと1エンカウントを処理するのに時間がかかってしまいます(後述のでたらめ矢など)
△敵の襲ってくる確率は種族によって0%から200%近いものまでさまざま。当然道中の戦闘が少なければタイムも早くなるためプレイヤーは基本的に低確率エンカの敵に絡まれないように祈る(例外あり)
戦闘の基本
アンサガの戦闘は敵or主人公のLP(ライフポイント)が0になることで終了します。
敵のLPが0になれば勝利、主人公のLPが0になればゲームオーバーです(一部イベント戦闘除く)
HPはLPを守る鎧のようなもので、ざっくばらんに言うと「HPが高く残っていればその分LPへの被害は減る」くらいの認識でOKです。
アンサガの戦闘はターン制で、1ターンに
・行動するキャラクター選択
・キャラクターが使用する行動選択
・リール目押し
を行います。
1ターンに合計5つの行動を入力することになりますが、行動不能のキャラクターが画面内にいる場合はそのキャラクター数分だけ行動回数が減少します。行動不能のキャラクターは、その他のキャラクターが「レスキュー」コマンドを使用することで確率で控えに戻すことができます。なおレスキューも行動回数を消費します。
△行動選択後のリール画面。体術&武器攻撃のリール目押しは基本的に固定タイミングなので日頃のやりこみが物をいう。
よく出てくる攻撃
△高速突き
短剣の基本攻撃。全ての短剣についているうえに必中のため単体のザコ敵相手の処理に重宝する。また、基本的に道中での戦闘は短剣攻撃をするキャラクターを先頭に出せば先手が取れるため、先手を取って戦闘をスムーズに終わらせるためにも使うことになる。
△でたらめ矢
弓の全体攻撃。一部の術を除きRTAでは全体攻撃が登場しないため全シナリオで重宝する。
短剣とは違いショップでの購入ではなく主に改造屋(後述)を利用してでたらめ矢付きの弓を作成することになる。命中率がやや低いのが玉にキズ。
△連射(二連射)
弓の単体攻撃。LP攻撃力が高いため高速突きで処理しきれない硬い敵に有効。弓の真価はラスボスであるカオス・ルーラー戦で先手が取れることにあるため、そのための弓でもある。アンサガの弓は歴代でも最強クラスの性能。
△高速ナブラ
斧技、一人時間差のL4技で強敵相手のメイン攻撃となる。シナリオによって閃くタイミングはまちまちだが、閃き難度が低めなわりに高威力高性能でアンサガRTAを象徴する攻撃と言える。この高速ナブラの目押し精度によってクリアの安定感が破壊的なまでに変わってくる。
以下画像なし
・エイミング
槍の単体攻撃。必中攻撃のため一部のシナリオで重宝する。また斬・打・射突の複合属性のため敵の防御特性に影響されない強力な攻撃手段となる。
・射撃
銃の単体攻撃。銃は一部キャラクターの初期装備か宝箱からの入手しかできないため使用する機会は稀。また強力な射撃を行うには専用の銃パネルが必要となる。しかし必中なうえに攻撃力がとても高いため、一部シナリオの序盤ではかなりお世話になる。
・術
また攻撃術以外にも力アップの火行術「ヒロイズム」HPと一部の状態異常を回復する水行術「ピュリファイ」など多くの補助術が活躍する。
・ディフレクト
約3割で敵の物理攻撃を防御する。ディフレクト(剣)とナイフガード(短剣)とブロック(杖)の3種が存在する。装備欄の2番目に<ディフレクト>などの表示がある武器を装備することで発動するようになる。
これが発動するかしないかがカオス・ルーラー戦の勝率を左右するシナリオも存在するためプレイヤーはかなり真面目に祈ることになる。
連携
戦闘中の5回の行動リールのうち○ボタンで決定すると単発攻撃となりますが、□ボタンを押して行動をホールドすると続けて他の行動を選択できます。これが今作における連携となります。
行動を連携するとHPダメージやLP攻撃の判定回数が増えたりしますが、不用意にホールドばかりしていると敵に割り込まれて敵との連携になってしまうため注意が必要です。
△慣れればこんなことも可能(4連携)
やばい敵
アンサガには多くの敵種族が存在し、また種族内でもランクによって複数種のモンスターが存在するため当然エンカウントしたら撃破するのに苦労しがちなモンスターというものが存在します。
ここではその一例を紹介しようと思います。
△スケルトン (アンデッド種ランク2・LP1)
アンデッド種を代表する敵。
アンデッド種はエンカウント確率が200%近く、遭遇したら必ず戦闘に突入するためタイム泥棒になりやすい。
また、サガシリーズ恒例「骨なので射突防御が高いモンスター」で、こちらの道中の主力攻撃である高速突き(射突)やでたらめ矢(射突)が通りにくい。
さらに、LPが削れにくいモンスターなので「え、ウッソ今ので倒せないの!?」といったことが起こりやすく、戦闘そのものがグダグダになりやすいという非常に厄介なモンスター。
△魔眼 (魔族種ランク3・LP2)
通称切り裂きマン。その名の通り「切り裂き」という攻撃を多用する魔族。魔族もアンデッド同様素のエンカウント確率が100%を超えているため遭遇したら時間泥棒になりやすい。
HPがそこそこ多くLPも2あるため倒すのにそこそこ苦労する。
さらに通称にもなっている「切り裂き」が味方パーティのLPをガリガリ削ってくるため、少人数パーティやLPの低いキャラのLPが削られおかしな事故が起こりやすい。
「ティフォンが死んだ!」←この人でなし!
ラムビースト (獣種ランク3・LP2)
通称ラムビ。獣種はエンカウント確率が5%ととても低く設定されているのだが、当然運が悪いとエンカウントしてしまう。
この敵の特徴はそのタフさ。魔眼よりもさらに高いHPに加えエンカ確率5%の獣種ということで単体エンカが少なく大体他の敵がいる。そのため処理に時間がかかる時間泥棒。
画像・・・は撮影中に出てこなかったので断念()イノシシっぽい外見。
今回はここまでにします。次回は武器の改造に関わるショップ・改造屋と、キャラクターの強さに関わるパネルについて解説していきます、お楽しみに。